こんにちはxingです。
先日 11/11未明にARMベース「Apple M1」搭載のMacBook(Air,Pro)とMac miniがリリースされました。
日本では11/17発売となります。
個人的にMacbook Air(Late2018)を使っているので興味ありありですが、果たして従来のモデルからどの程度進化したのかということと、そもそもこのタイミングで買うべきか否かを検証したいと思います。
結論:このタイミングで買うべきか!?
大部分の方が迷っていることかと思いますが、使用用途と現在使っているMacの経年状況によって変わってくることと思います。
私は今回のM1搭載のMacBookは見送ります。
理由としては、、
- 現在のMacBook Airは2018年モデルなのでそれほど旧くない
- 仕事でも時々使うので、M1の安定性がある程度検証されてからにしたい
- iOSアプリが新型MacBookで使えるということについては現時点で必要性を感じない
- そもそもどの程度のiOSアプリが対応するのかまだ不明である
特に、Appleの初物にバグはつきものですので、ある程度の不具合が出て安定化するのを待つという手段もありかと思います。
でも、ここで終了ではなんのためにこの記事を書いたか分からないので、新しいMacの魅力にも触れてみたいと思います。
今回のMacBook AirはPro殺しかも!?
9月に発表になったiPad Airは、外観やチップが大きくアップデートされ、「準Proモデル」としての地位を確固たるモデルとなりました。
今回の「M1」搭載によって、MacBook AirもProモデルと遜色ないレベルに近づき、「もしかしたらProいらないんじゃね?」という進化をしています。
こんにちは、ガジェット好きのxingです。皆さん、未明のAppleイベントはご覧になりましたでしょうか?今回のAppleイベントでは、初期予想では新型iPhoneの発表の可能性があったのですが、最終的には[…]
MacBook Airの主要スペック
- Apple M1(8コアCPU、7コアGPU、16コアNeural Engine)
- 8GBのユニファイドメモリー
- SSDストレージ256GB〜
- バッテリー駆動時間18時間
- ステレオスピーカー
最小構成価格104,800円〜
MacBook Proの主要スペック
- Apple M1(8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engine)
- 8GBのユニファイドメモリー
- SSDストレージ256GB〜
- バッテリー駆動時間20時間
- ハイダイナミックレンジステレオスピーカー
- Touch Barあり
最小構成価格134,800円〜
あれ?あまり変わらない?
ここまでスペック上そっくりさんなので、正直なところ今回のモデルは日常使いや動画編集(しかもそこそこのレベルまでいける?)であれば、Airで十分いけるんじゃないかと思ってしまうくらいです。
違いを赤字で表してみましたが、以下に当てはまらなければAirでも十分だと思います。
- スピーカーにこだわりがある
- Touch Barがついていないと嫌だ
- 少しでもバッテリーが持続する方が良い
- Proを使っている自分に酔いしれたい(笑)
しかも、Apple Storeで購入するにあたってこれまではMacBook AirではFinal Cut Pro(iMovieから進化したApple純正の動画編集アプリ)を組み込むことができなかったのですが、今回のMacBook Airでは構成で選択できるようになったのです(MacBook Proでは選べた)。
これはAppleが「今回のMacBook AirでもFCPを不自由なく動かすことができるようになりました!!」と公言しているに他なりません(これまでも動かそうと思えば動かせましたが・・)。
現に、今回のMacBook Airの特設ページで、「従来の5.3倍のグラフィックス性能」と謳っているので、本当に動かすことができるのでしょう。
そんなに凄いのであればやっぱり買ってもいいんじゃないか?
ここまで書いてみて、やはり欲しくなった自分がいます(笑)
でも今一度冷静になってみると、「Proモデルでもエントリーモデルしか出ていない」ということに気づきます(Mac Book Proの13インチでもエントリーProとそうでないProがあるではないですか)。
確かに、従来もアップデートにあたっては全てのモデルを刷新せずに段階的にアップデートしていきましたが、もしかしたら、今回のM1ではエントリーモデルをカバーする性能しか出せていないのかもしれません。
しかしながら、やはりまだ安定性の観点から全てのProモデルを刷新できるには至っておらず、その点もクリアにしつつ今後2年かけてIntelからARMに移行していくという判断とも考えることができます。
すぐに購入に向けてなんらかのアクションを起こした方が良い人
IntelモデルのMacが欲しい人
仕事でMacを使う頻度が高い人や、サードパーティアプリをメインで使っている人は安定感抜群のIntelモデルのMacをお早めにお買い求めになることをお勧めします(整備済製品など)。
今後アップデートされるMacは間違いなくARMベースとなりますので、Intelモデルの製品を購入できる機会は減る一方です。
バグを楽しみながらAppleの製品を育てていける自信がある人
Apple好きには少なからずいらっしゃいます。こういう方。
私も新しいもの好きですが、適度に仕事でも使う機会があるため、ここまでの勇気を持てませんがこの域に達することができている方は是非お買い求めいただいて、「もうARMベースでも大丈夫だ!」と我々の背中を押していただきたいです。
ベンチマークスコアが楽しみ!!
スペック面についても先ほど述べましたが、今回のMacBook AirではMacBook Proに迫るくらいのアップデートを果たしたと言っても過言ではありません。
10月に発売になったiPad Airのベンチマークスコアは、2020春モデルのiPad Proを超えたとも言われています(あくまでシングルコアの世界ですが・・)。
今回のM1搭載のMacBook AirももしかしたらIntel搭載のMacBook Proとベンチマークスコアで互角、もしくはPro越えという「下克上」を果たすこともあるかもしれません(さすがに16インチモデルには勝てないと思いますけどね)。
間もなく発売ですが、「購入したよ!」という方は是非コメントなどでレビューもお願いします!