こんにちは、xingです。
以前、旅行用の動画撮影にも最適なアクションカメラ「GO PRO HERO8」の購入レビューをご紹介いたしました。
先週9月16日に、5Kビデオや2,000万画素対応で「GO PRO HERO9」がデビューしたのですが、アクションカメラとしてのアップデートはさることながら、購入方法についても特筆すべき点がありましたのでご紹介したいと思います。
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購入方法はサブスク一択!
サブスクをつけたほうが安くなるの!?
GOPRO.comの購入ページの画面です。
よーく見てみると、、

ん?????
サブスク利用なしで54,000円で、サブスク利用ありで43,000円。
しかも、この金額にはサブスク登録料(1年間6,000円)が含まれているので、本体価格は実質37,000円です。。
ちなみに、バンドル+サブスクオプションはサブスク利用なしで60,000円、サブスク利用ありで49,000円です。
しかも、いずれにプランでもGO PRO推奨のmicro SDカード(32GB)がついてくる(GO PRO推奨のmicro SDカードは32GBで5,000円くらいします)ので、実質的な本体価格は32,000円くらいになるのです!
バンドルはさらにスペアバッテリー、フローティンググリップ、マグネットスイベルクリップまで付いてくるので、実質本体価格は30,000円を下回ってしまうのではないでしょうか。
もう3か月くらい前に購入したばかりのHERO8は早々に売却して購入することを考えてしまうような価格設定に、思わず「GO PRO大丈夫か!!!」と一人で家の中で叫んでしまいました。
そもそもサブスクのメリットって?
サブスク付けるだけで本体価格が安くなってしまうので、既にそれだけでもメリットなのですが、サブスクのメリットはそれだけではありません。
無制限のストレージ
これは心強いです。
まだGO PRO持って長期の旅行に行ったことがないのですが、今持っている32GBのmicro SDカード2枚で長期の行程の撮影をカバーできるとは到底思えません。
作成した動画を一時的に保存しておくストレージも無料で付いてくると考えると、それだけで月あたり500円のサブスク料金なんてペイできてしまいます。
Go Pro.comでのアクセサリが最大50%オフ
これもなかなか心強いサービスです。
GO PROをはじめとしてアクションカメラにはサードパーティ製品がたくさん出回っているので、確かにそれらの品を買えば安く上がります。
私もショーティのように伸縮して三脚にもなるものをサードパーティで購入したのですが、やはり純正品と比べると接続部分の造作など細かな部分の粗が目についてしまうので、そんな人にとっては純正品を安く購入できるサービスはうれしい限りです。
ましてや、性能そのものを左右するバッテリーなどは間違ってもサードパーティ製品は使いたくありません。
この割引サービスですが、1年間に最大10アイテムと上限がありますので、十分考えて購入する必要があります。
カメラの完全交換補償
これ凄いですね!!
年間2台を上限としての同機種交換で手数料がかかるという制限があります(当然です)が、破損したカメラの交換補償に応じてくれます。
GO PROは「派手なアクションでも気にせず思う存分撮ってほしい」という思いがあるからでしょうか。どんなバッキバキに壊れても元の品物があれば1万円程度の手数料(機種により異なります)を払うことで新品に交換してくれるのです。
このように考えると、サブスク登録してHERO9を購入しても、購入時点ですでに11,000円(サブスク利用料も含めると17,000円!)も割り引かれていますし、1年間使ってみてサブスクが気に入らなければやめてしまい、気に入ったら更新すればよいので何ら損をすることはありません。
サブスクでの購入時の注意点
1年間はサブスクがあっても我慢すること
別に荷物になるわけでもないし、邪魔になるわけでもないので「我慢」という書き方も変ですが、1年未満でサブスクを解約してしまうと、年額のサブスク料金(6,000円)は変換されないことと、購入時の差額11,000円は請求されてしまうそうです(請求方法は定かではないですが)。
別にサブスクがあっても邪魔にはならないので、仮に使わなかったとしても1年間はそっとしておきましょう。
解約忘れに注意!!
サブスクは自動更新されます(こちらの規約にも記載あります)。
1年間経つとサブスクに入っていたことなどすっかり忘れてしまい、解約を忘れるとまた1年間の料金が発生してしまいますので、もし使わない場合は解約忘れには注意しましょう。
GO PROの戦略としては、1年間使い続けている方は解約したくないくらいサブスクのサービスに浸っていると思うので問題はないですが、もともと解約するつもりだとどうしても「いつからだっけ?」ということになってしまい、忘れがちですので・・。
GO PRO HERO9の進化点
細かなスペックなどはGoPro.comを見ていただければ詳しく載っているので、ここでは主なアップデートのご紹介にとどめます。
GO PRO HERO8でも既に十分完成したものでしたので、「どこをアップデートするの?」と言いたくもなりますが、「この価格でここまでやるか!?」という内容です。
新たな前面ディスプレイ
GO PRO HERO8までは前面のディスプレイは作動状況を表示するのみにとどまっていました。このため、自撮りの時には別売りの「ディスプレイモジュール」を装着するか、アプリを操作しなければどのように映っているか確認できませんでした。
今回のアップデートで前面ディスプレイもライブプレビューに対応しましたので、これで確認して撮影することができます。
5Kビデオ撮影も可能に!
Youtubeなどの撮影では正直ここまで必要ないかもしれませんが、5Kビデオの撮影もできるようになりました。と同時に画素数も2,000万画素まで向上しています。
ここまでくると、もはやコンパクトデジカメはいらなくなってしまいますね。
最近はGO PRO持って出かけるとスマホのカメラさえも使う機会が減りました。
手ブレ補正機能がさらに進化!
GO PRO HERO8ではHypersmooth2.0を活かして、「ジンバル不要」の撮影ができました。これだけでも「最強!!」というレベルだったのですが、今回はHypersmooth3.0に進化して、カメラ内でのホライゾンレベリングが可能となり、撮影時にカメラ内で水平状態に補正される機能が搭載されました。
ここまで来ると、意図的にカメラを振り回しながら撮影でもしない限り、凄いスムースな映像が撮れてしまうのではないかと期待してしまいます(極端ですが)
レンズの取り外しが可能になった!
単に取り外しできるようになっただけではなく、別売りの「Maxレンズモジュラー」に付け替えることで視野角155度の超広角撮影と、2.7K60fpsまでのビデオで強力な手ブレ補正をきかせることができるようになります。
ちなみに、この「Maxレンズモジュラー」も、サブスク登録で30%オフになります。
GO PRO HERO8から買い替えの注意点
今回のアップデートで買い替える場合の注意点ですが、
使っていた純正品アクセサリで使えないものがある
という部分に気を付けましょう。
例えば、今回のHERO9へのアップデートでバッテリー性能が30%向上されましたが、そもそもバッテリーサイズが大きくなったので互換性はありません(HERO8では手ブレ補正の性能ダウンを我慢すればHERO7以前のバッテリーも使えましたが、今回はサイズそのものが違います)。
また、今回のアップデートでサイズも少し大きくなったので、HERO8で使っていたメディアモジュラーも使えません。
HERO8に合わせて純正品アクセサリを購入された方はHERO9では買い替える必要があるのでその分を予算に組み入れておく必要があります。
やっぱりGO PRO HERO9はサブスク一択だよね!
そう考えると、今回のアップデートに合わせて買い替える場合は純正アクセサリ代も安く抑えたいので、サブスク購入一択になってきます。
これから秋の行楽シーズンに向けて買い替えを購入されている方は、是非検討してみてはいかがでしょうか。