こんにちはxingです。
旅行鞄でリュックサックを使用している方も多いかと思います。
トレッキング用だったりデイパックなど種類は様々ですが、今回(昨年)購入したhummel(ヒュンメル)のタンクパックをご紹介します。
購入にあたって参考にできるようなサイトがなかなかなく、通販サイトの画像やレビューくらいしか参照できなかったので、これから購入を検討される方はご参考ください。
hummel(ヒュンメル)ってどんなメーカー?

1923年創業のデンマークのスポーツブランドです。
100年近い歴史がある企業なので、ご存知の方も多いかもしれません。
フットボール、ハンドボール、バスケットボールの用品が有名だそうです。
hummel ATHLETE TANKPACK ご紹介

今回購入したhummel ATHLETE TANKPACK です。
色はこちらネイビーと、黒、赤の3色設定があります。
素材は合成繊維と合成皮革(PVC)でできており、非常に丈夫そうです。
hummel ATHLETE TANKPACKの大きさやスペックは?
大きさですが、高さ25×長さ58×幅31cm(容量:約45L)とありますので、1週間程度の旅行用荷物であれば収納可能です。
飛行機の機内持込サイズ(座席数100席以上)が高さ25×長さ55×幅40cmなので、長さのみ微妙に制限を超えてしまっておりますが、ANA国際線に搭乗した時は特に問題なく持ち込めました。
なお、座席数100席未満の航空機に搭乗する際は持ち込み手荷物の制限サイズがもう少し厳しい(高さ20×長さ45×幅30cm)ので、事前に預けるようにしましょう。
このリュック自体の重量は丈夫な素材であるためか、1kg程度ありますので、特に手荷物の持ち込み重量がシビアであるLCCを利用される方には少々厳しいかもしれません。
しかしながら、海外などでカバンを裂かれて中身を抜かれるリスクを考えたら、丈夫であることも重要なポイントです。
取り出し口に特徴が・・

旅行時のリュックで気になるのは、背中に背負っている状態でのスリ。
先ほど、「素材の関係で切り裂きには強い」と触れましたが、取り出し口も防犯効果が大きい位置にあります。
何と、背負った状態で背中に当たる部分にしかメイン気室への取り出し口がありません(寸法はフルにあけた状態で、長さ40cm程度)。
これでは背負っている状態では切り裂きでもしない限り、中の物は取ることができません。一方で、中身を取り出すのも都度おろして開けなければならないので、サブバックが用意できる環境でなければ使いづらいでしょう。

ほぼ角形に近いデッドスペースがない形であることと、45リットル程度入るリュックですので、効率的にパッキングすれば1週間程度の旅行の荷物は楽に入ります。
リモワのキャビンサイズで「キャビンプラス」という大きめの商品がありますが、こちらも45リットル程度なので、いかに収納力に優れているか推し量ることができます。
一方で、最大限詰め込むと背負うことに苦労しますので、あくまで「バックパック」であることを忘れてはなりません。
ベルトにも工夫が・・

ベルトにも小物入れがついています。
海外でバスなどに頻繁に乗る時はコインをあらかじめ大量に用意するのですが、ここに入れておけば支払いの都度財布を出さずに済みます(地域によってはまだIC対応でないところも多いので・・)。
スマホなどを入れることができれば便利なのですが、残念ながら最近流行の画面が大きいスマホ(iphone XRなど)は入りません。
小物やガイドブックなど取り出しやすい収納も充実
トップ収納 横にもポケットが!
収納ポケットはまだまだたくさんあります。
割と取り出しやすいトップ部分にはガイドブック程度であれば余裕で2〜3冊は入りそうなポケットと、サイドには折り畳み傘やボトルを入れることができそうなポケットがあります。
特に、トップ収納はファスナーが背中側を向いているため、中身を抜かれにくい構造になっています。
hummel ATHLETE TANKPACKのマルとバツ
ここまでhummel ATHLETE TANKPACKの詳細をご覧いただきましたが、ここで「こんなところが優れている」という部分と、「ここは買う前に知っておいた方がいいかな」という部分をまとめます。
hummel ATHLETE TANKPACK ここがマル!
- 何と言っても優れた収納力(形、容量)
- ほぼ機内持ち込み目一杯のサイズ
- 特徴的な取り出し位置による優れた防犯性
- 丈夫な素材
- 豊富なポケット
- 優れたコスパ!(老舗ブランドながら8,000円程度)
hummel ATHLETE TANKPACK 買う前にこれは知っておいて!
- 素材が丈夫であるがゆえ重たい(LCCユーザーは注意!)
- 特徴的な取り出し口ゆえ、メイン気室から取り出しにくい
- 腰ベルトがない(重量が全て肩にきます・・)
- 大容量ゆえ、目一杯詰め込むと背負うのに苦労する。
特に、腰ベルトがないのは「長時間かつ長距離」背負うリュックとしては使えません。ほぼ常時リュックを背負いながら移動を続けるスタイルの旅行をされる方には向かないでしょう。
一方で、小型のスーツケース代わりに取り回しやすいリュック(特に舗装が行き届いていない東南アジアや、石畳の多いヨーロッパではスーツケースでの移動も苦労しますので・・)をお探しで、どちらかといえば滞在型のスタイルの旅行者にはお勧めしたい品物です。