各国の入国制限状況を確認できるマップをIATAが公開!

こんにちは、xingです。
日本では新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除され、少しずつではありますが感染拡大前の日常を取り戻しつつあります。
旅行需要・航空需要も僅かながら回復の兆しを見せているため、日本航空(JAL)は国内運休路線の復便を昨日から開始し、減便率を50%台に戻すという明るいニュースも聞こえてきました。

一方で、国際路線はまだまだ国ごとに事情が異なるということもあって、引き続き減便の状態が続いています。
この夏は海外旅行を諦めて国内旅行に変更するという方も多くいらっしゃるかと思いますが、国際航空運送協会(IATA)が世界各国の渡航制限の最新状況をまとめたインタラクティブマップを公開してくれました。

この環境ですので「海外に行こう!」という方はなかなかいらっしゃらないかと思いますが、どうしても渡航せざるをえない方にとっては非常に便利なマップですので、是非ご参考ください。

IATAとは

国際航空運送協会(International Air Transport Association)の頭文字を略したもので、世界の定期航空会社の約80%以上が加盟する業界団体です。日本航空や全日空といった大手航空会社が加盟していますが、新興航空会社は加盟していないことも多いです。
航空会社の活動を支援し、業界の方針や統一基準策定に寄与しています。

MAPでどんな情報が確認できるか

IATA専用サイトからアクセスすることができます(外部リンクです)。
地図が塗り分けられているので、塗られている色で渡航制限の状況を確認できます。こちらを見ると、メディアで報じられている通り南米やアフリカに加えて中央アジアでも全面的に規制されていることがわかります。

  • 最も濃い青・・全面的に入国制限
  • 青・・部分的に入国制限
  • 薄い青・・制限なし、または関係機関への申告のみ
  • グレー・・最新の状況確認中

該当の国をクリックすると制限の詳細が表示されます。
試しに操作してみた動画もありますのでご参考ください。

データソースと更新頻度はどれくらい?

IATAでは航空会社や旅行会社が各国の入国制限や入国条件(パスポートの必要残存期間やビザ条件など)を確認するために必要な情報を提供しています(TIMATICといいます)。
ここから1日に200回(!!)データ更新をしていますので、常に最新の情報に更新されています。

まだまだ国と国間での動きが回復するには時間がかかりそうですが、出張や帰省などでどうしても海外渡航せざるを得ない方は、是非こちらのマップで最新の制限状況をご確認ください!

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IATAインタラクティブMAP
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