こんにちは、xingです。
10/1より東京発着の旅行もGO TOトラベルキャンペーンの対象となり、ようやくフルスペックでの施策となりました。
先日、JR東海ツアーズの「ひさびさ旅」を使って、日帰りで静岡に行って参りました。
GO TOトラベルキャンペーンを使うことでびっくりするくらいお得に快適に静岡に出かけるができますので、この秋の旅行にぴったりです!
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JR東海ツアーズの「ひさびさ旅」って何?
JR東海ツアーズが販売する新幹線を使ったパッケージ商品です
JR東海ツアーズはその名の通り東海道新幹線を運行するJR東海のグループ旅行会社です。
このコロナ禍の中、東海道新幹線をはじめとするJR東海管内の列車の利用状況も惨憺たるもので、旧盆期間中の東海道新幹線の乗車率も50%を切る状況となっていました。
外出自粛期間が長引いたこともあって、久しく旅行に出かけていなかった需要を取り戻すキャンペーンとして、「ひさびさ旅は新幹線!」というキャッチフレーズのもと、日帰り、宿泊ともにお得感があるパッケージ旅行を発売しています。
「こだま」号だけではなく「のぞみ」号も!
実は今回の「ひさびさ旅」では、日帰りで「のぞみ」号を使える商品も販売しています(名古屋・京都・新大阪への商品に限ります)。
従来は空席が目立つ「こだま」の席を埋めるための「ぷらっとこだま」が日帰りや片道で使える企画きっぷの主力でしたが、長引くコロナ禍でJR東海の看板列車である「のぞみ」も苦戦しています。
東海道新幹線は飛行機のようにバラエティに富んだ座席数の機材を保有しているわけではないため、「需要が低いので通常の16両編成を10両にします!」というわけには参りません。
どんなにガラガラでも16両の超大編成を走らせる必要があるため、少しでも座席を埋めるために利用できる列車限定ではあるものの格安の料金で「のぞみ」号を利用できる商品設定となっています。
今回のひさびさ旅は特典てんこ盛りの静岡へ

小田原~静岡グリーン車往復で5,980円!
嘘ではありません。
小田原~静岡を「グリーン車」で往復して5,980円です。
もともと、小田原~静岡で新幹線に乗車した場合、指定席とグリーン車の差額は800円程度なので、乗車時間は40分程度とはいえよくグリーン車を使うのですが、それでも片道4,750円かかります。
今回は「往復で」しかも「いろいろと付いてきて」支払った金額が5,980円でした。
GO TOトラベル給付金適用後の金額です!
この5,980円というのはGO TOトラベル給付金適用後の金額です。
元の旅行代金 | 9,200円 |
給付金額 *9,200円×1/2×70% | 3,220円 |
差し引き支払額 | 5,980円 |
なお、これとは別に「地域共通クーポン」も付いてくるので、これは次で述べたいと思います。
新幹線に乗っただけではない!付いてきたクーポンたち
割引してもらって新幹線グリーン車のゆったりシートに普通席より安い金額で身をゆだねるだけでも至福のひと時ですが、さらにこんなものまでつけてくれちゃいました。
地域共通クーポン | 1,000円 |
ふじのくに家康公きっぷ(中部エリア) | 1,520円 |
ふじのくに満喫パス(静岡編) | 1,100円 |
合計 | 3,620円 |
なんと、3,620円分の特典(地域共通クーポンは国の施策ですが・・)までつけてくれました!
しかも、この「ふじのくに家康公きっぷ」と「ふじのくに満喫パス」は、本来は東海道新幹線のインターネットチケットレス予約である「EX予約」の利用者でなければ購入することすらできないものです。
ひさびさ旅で新幹線に乗って(しかも在来線普通列車にすこしプラスしたくらいの料金で)、東は富士〜西は掛川までの広いエリアの交通機関乗り放題の「ふじのくに家康公きっぷ」や、周辺の観光施設入場に使える「ふじのくに満喫パス」までつけてくれるのです。
どんな行程で行ったか

まずは小田原から東海道新幹線で静岡へ
これがなければ始まりません。
小田原から静岡までは約40分と新幹線旅行にしては短いですが、ゆったりとしたシートに身をゆだねて過ごしました。
7時台に小田原を出る「こだま」号に乗ったのですが、7時台には豊橋と名古屋から各駅に停まる新大阪行きの「ひかり」号があるので、遠方へ急ぐ方はたいてい「ひかり」号に乗ります。
そのため、「こだま」号はかなりガラガラでした(グリーン車は1両あたり3人くらい乗車)。
「しずてつジャストライン」で日本平を目指す!
静岡に到着後は「しずてつジャストライン」で日本平ロープウェイを目指します。
今回の最初の目的地は久能山東照宮ですので、バスで日本平へ行き、そこからロープウェイに乗り継ぎます。
この「しずてつジャストライン」も「日本平ロープウェイ」に普通に乗るだけで2,000円以上かかるのですが、「ふじのくに家康公きっぷ」で乗れますので、まったく心配いりません。
静岡駅からこの久能山東照宮を東照宮を往復するだけで既に「ふじのくに家康公きっぷ」の購入額を超えてしまうことと、「ふじのくに満喫パス」で久能山東照宮に入場できる(博物館入場も可能!)ので、目的地として選択しないわけにはいきません。
再度静岡駅へ戻って、今度は駿府城公園へ
今度は駿府城公園を目指します。
静岡市内のコミュニティバス「駿府浪漫バス」も「ふじのくに家康公きっぷ」で乗れるのですが、本数が多くありません。
静岡駅から駿府城公園までは歩けない距離ではないので、徒歩で向かいます。
駿府城公園は、「ふじのくに満喫パス」で有料エリアである「巽櫓」「坤櫓」「紅葉山庭園」に入場できます(一部だけでもOKです)。
庭園好きの私としては、「紅葉山庭園」は絶対に外したくないと思ったのですが、行ってみたらやはり「紅葉山庭園」が一番でした
静岡鉄道に乗って新清水を経由して「三保の松原」へ
言わずと知れた日本三大松原の一つです。
ここから見る富士山が絶景とのことで来てみましたが、あいにくの天気でした。
清水港から出ている「富士山清水みなとクルーズ」も「ふじのくに家康公きっぷ」でカバーしていますので、もし出港時刻に合うようでしたら是非乗ってみてください。
この「ふじのくに家康公きっぷ」は使える範囲が本当に広いので、EX予約利用で普通に支払って買っても損はしないのではないかなと思います。
他にこんなところに行っても面白いかも
今回使った「ふじのくに家康公きっぷ」(中部エリア)は、東は身延線下部温泉駅から、西は掛川駅まで使うことができます(カバーエリア広い!)
時間の都合もあって行けなかったのですが、「ここも行きたかったな」という場所をピックアップしましたので、プラン作りにご参考ください。
富嶽三十六景―第二十五景―薩埵峠

文字で書くと「どこ?」ですが、あまりにも有名なので写真で見たことがない方はいないでしょう。
興津と由比の間にある東海道の難所で、今も当時と同じ光景を眺めることができます。
海の上の県道!?223号線
実は静岡県には「県道」なのに海の上から富士山の絶景を望むことができるスポットがあります。
清水港から伊豆半島西部の土肥港を結ぶ全長30kmの区間はフェリーで往来する海上のルートですが、実はここは「県道223号線」なのです。
しかもこの番号、普通に読めば「にひゃくにじゅうさんごうせん」ですが、よく見てみると「ふ(2)じ(2)さん(3)」の語呂合わせとのこと。
かつては別の場所に県道223号線があったのですが、道路の統廃合によってたまたま空き番号であったため、2013年よりこの区間を県道223号線としたそうです。
もちろん、フェリーには「県道223号線」の標識もあるそうなので、興味がある方は乗ってみてはいかがでしょうか。
富士宮焼きそばを食べて白糸の滝でマイナスイオンを浴びる!
これをやるのであれば、「ひさびさ旅」は静岡駅で降りるコースではなく新富士駅で降りるコースにしたほうがよいですが、中部エリアの「ふじのくに家康公きっぷ」ではここまで行けます。
身延線はなかなか乗る機会がないですが、富士山の近くを走るため絶景箇所が多いことと秘境感もあるので、たまに乗りたくなることがあります。
急げ!「ひさびさ旅」の設定は12/25まで!
ほぼ年内をカバーしてくれていますが、今のところ「ひさびさ旅」の設定は12月25日までです。
GO TOトラベルキャンペーンも予算枠があるため、予算上限に達してしまうと利用できなくなる可能性があるため、この秋から冬にかけての旅行を計画されている方は早めに申し込むことをお勧めします(JR東海ツアーズでは一部の方面は給付枠上限に達したという話も聞いております)。
静岡県は冬でも東京などに比べて暖かいので、紅葉狩りなどで「ひさびさ旅」を使ってみるのはいかがでしょうか。