秋冬の静岡旅行に使いたい!「ふじのくに家康公きっぷ」はお得感満点!

こんにちは、xingです。

JR東海が静岡県のディスティネーションキャンペーンに合わせて「ふじのくに家康公きっぷ」を販売中です。

東海道新幹線には東京駅から新大阪駅まで17の駅があるのですが、そのうち6駅は静岡県にあり、「静岡県は東西に長い」というイメージの方も多いかと思います(特に18キッパーの方はよくご存じですよね!)

今回はその東西に長い静岡県を満喫できる「ふじのくに家康公きっぷ」をご紹介いたしますので、この秋冬のプラン作りにお役立てください!

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久能山東照宮本殿

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「ふじのくに家康公きっぷ」は3種類!

「ふじのくに家康公きっぷ」は「東部エリア」「中部エリア」「西部エリア」の3種類があり、ざっくり上の画像のようにフリーエリアが分かれています。

また、自由に好きなエリアを買えるわけではなく(条件はのちほど)、それぞれのエリアごとに購入できる駅が限られていることを把握しておいてください。

3つのエリアに分割されてはいますが、静岡県は東西に長いので必然的に通用範囲は広くなります。

「ふじのくに家康公きっぷ」の購入条件

そして、この「ふじのくに家康公きっぷ」は誰でも購入できるわけではありません。

条件と購入できるエリアに制限がありますのでプラン作りにあたってはあらかじめ把握して進めるようにしましょう。

「スマートEX商品」を利用しなければならない

JR東海のインターネット予約サービスである「EX予約」を利用する必要があります。「みどりの窓口」や券売機、旅行会社で東海道新幹線の乗車券・特急券を購入して静岡県に行っても「ふじのくに家康公きっぷ」を購入することはできませんのでご注意ください。

「ふじのくに家康公きっぷ」購入にあたっては、スマートEXの利用者あることを証明できるもの(利用票など)を提示する必要があります。

利用区間が「静岡県外」の駅から「静岡県内」の駅であること

小田原駅より東、または豊橋駅より西の東海道山陽新幹線区間からの利用である必要があります(西は博多からでもOK!)。

県外から静岡県に呼び寄せる施策ですので、「浜松~熱海」などの利用の場合は当然購入することができません。

購入できる駅の制限

東部・中部・西部の3つのフリーエリア区間がありますが、好きな場所で好きなエリアのきっぷを購入することはできません(例えば、熱海駅で西部エリアの購入は不可)。

下表のように購入できる駅とフリーエリアに制限がありますので、注意しましょう。

先ほどの画像をご覧いただければ分かりますが、それぞれの駅が属するフリーエリアのきっぷしか購入できないので、それほど難解な制限ではありません。

新幹線駅購入できるフリーエリア
熱海東部エリアのみ
三島東部エリアのみ
新富士東部エリア・中部エリア
静岡中部エリアのみ
掛川中部エリア・西部エリア
浜松西部エリアのみ

利用期間は2021年4月1日まで

2021年3月31日利用開始で4月1日までが利用期間の最終日です。

期間限定のきっぷですので、この機会に静岡県の観光地を満喫しましょう。

「ふじのくに家康公きっぷ」の気になる料金と乗車できる交通機関は?

こちらが最も気なる部分でしょう。料金は大人1,520円、小人760円です。

安いか高いかはそれぞれのプランによると思いますが、「各エリアごとにココに行くのであれば間違いなく買い!」というプランを記載しておりますので、こちらもご参照ください。

フリーエリアでは以下の交通機関に乗車できます。

JR普通・快速列車の普通車自由席
*特急・グリーン車・ホームライナー乗車時は特急券、グリーン券、ライナー乗車整理券などが必要
その他鉄道普通車自由席
バス等指定の路線

新幹線・寝台列車に乗車する際は乗車券から必要になりますのでご注意ください。

ここに行くのであれば「ふじのくに家康公きっぷ」を購入して損はなし!(エリア別)

大人1,520円という金額設定ですが、各エリアごとに「ここに行くのであれば買って間違いなし!」をまとめました。

プランは人それぞれかと思いますので、ここでは「ここを往復するだけで購入金額を上回る(すなわち元が取れる)」という行き先をまとめています。

東部エリア

三島~(伊豆箱根鉄道)~修善寺~(東海バス)~土肥

修善寺を経由して西伊豆を目指すルートです。

修善寺から土肥までのバスに乗るだけで片道1,500円近くかかりますので、往復するだけで「ふじのくに家康公きっぷ」の購入額を余裕で上回ることは言うまでもありません。

中部エリア

静岡駅~(しずてつジャストライン)~日本平~(日本平ロープウェイ)~久能山東照宮

この区間ではロープウェイに往復乗車すると1,000円以上かかります。また、静岡駅~日本平間のバスも片道500円以上かかりますので、静岡駅を起点として久能山東照宮を目指すだけで元が取れてしまいます。

https://youtu.be/JWdggwGQ5w0

 

静岡駅~(JR)~清水駅~(しずてつジャストライン)~(駿河湾フェリー)~土肥港

このルートでは珍しい「海の上を走る県道(223号線)」を通る駿河湾フェリーに乗船します。

清水港~土肥港の片道だけでも通常購入で2,300円かかりますので、行くだけで元が取れます。

注意点としては、駿河湾フェリーの運航本数が少ない(1日4往復)ことと、土肥から先は中部エリアのフリー区間がないので、追加で支払って修善寺方面に抜けるか、「ふじのくに家康公きっぷ」を利用して清水港に戻る必要があります。

西部エリア

掛川駅~(天竜浜名湖鉄道)~新所原~(JR)~浜松・掛川

天竜浜名湖鉄道に全線乗車すると1,470円かかります。

城下町・掛川から流れる田園風景を楽しみ、奥浜名湖エリアをゆったり走る天竜浜名湖鉄道に乗車するだけでも楽しめますので、このルートを検討される方は間違いなく買いです。

天竜浜名湖鉄道が独自で販売している全線フリー乗車券が1,750円かかることを考えると、加えてJR線やバスも乗れてしまう「ふじのくに家康公きっぷ」の料金設定は「異常」と言わざるを得ません(静岡県の皆様には申し訳ないくらい・・)。

JR東海ツアーズの「ひさびさ旅」にもついてくる!

購入条件で「EXスマート商品購入が必須」と書きましたが、実はこの「ふじのくに家康公きっぷ」はJR東海ツアーズが販売している東海道新幹線利用の「ひさびさ旅」でもついてくることがあります(申し込み時に対象商品であることを確認しましょう)。

実はこの「ひさびさ旅」はGO TOトラベルキャンペーン対象商品ですので、GO TOトラベルキャンペーンの補助を適用すると、この「ふじのくに家康公きっぷ」はほぼ無料で付いてくるような料金設定になっています。

静岡県は東京などに比べて冬でも暖かい地域ですので、この機会に静岡県の観光地やグルメを堪能してみてはいかがでしょうか!

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