【動画編集】MacBook Air2018でDavinci Resolve16は稼働するか!?

こんにちは、Xingです。

こちらのサイト運営と並行して、Youtubeチャンネルも動かしています。

動画編集にあたってはMacに標準でついているiMovieを使っていたのですが、編集面でテロップの挿入やエフェクトの充実などに課題があり(と偉そうに言えるほどの編集はしていないですが・・)、iMovieから別の童画編集アプリへの移行を検討いたしました。

その中でDavinci Resolve16を選んだのですが、Davinci Resolve16と言えばプロの動画編集現場でも使用されるほどのスペック(豊富な機能、エフェクトなど)で知られており、私のような素人かつ初心者には極めてハードルが高いように見えます。

そこで、なぜDavinci Resolve16を選んだかということと、私が使っているMacbook Air 2018でマトモに動くのか、ということについて触れていきたいと思います。

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なんでDavinci Resolve16なのか

冒頭で触れましたが、Macに標準装備のiMovieは初心者でもほぼ直感的に使える簡素な機能である反面、テロップ挿入や重ねられるレイヤー数に限度があります。

例えば、文字挿入を同時に二箇所やりたいとなると、基本の機能ではできませんので、ピクチャインピクチャで重ね合わせるなど一手間必要になってきます。

裏技を駆使するとiMovieで作ったとは思えないような映像を仕上げることもできます。iMovieの使い方について紹介されているサイト様もいらっしゃるので、興味がある方は是非参照してみてください。

で、なんでDavinci Resolve16なのかというと、大半の機能を無料で使えるからです。

プロ御用達のDavinci Resolve16の大半の機能が無料で使えるというとにわかには信じがたいですが、本当です。

ちなみに、全てに機能を使いたければ33,980円(税抜:2020年9月現在)の有償版を購入する必要があるのですが、プロ向けのエフェクトや機能を使う予定がなければ無料版で十分です。

無料でなくてもFimola9などは比較的安価な買い切り型ですが、商業利用ライセンスは高い(会社の商品説明動画を作成することもあるので、商業利用は必要)ことからこちらは導入を見合わせしました。操作そのものは使いやすそうなので商業ライセンスでなければ安価なFimola9もよいかもしれません。

結局Mac Book Air 2018でDavinci Resolve16は動いたのか

結論、動きました。

動くのがわかれば良い、という方はここから先は読み飛ばしてください(笑)

ただ、快適かどうかということと、一口に「動いた」と言っても違いがありますので、ここから掘り下げていきたいと思います。

動くことは動きますが、、

エフェクトの挿入やプレビューで画面がカクつきます。

特に重ためのテキスト挿入やエフェクトを入れてしまうと、ほぼプレビューできません(笑)

Davinci Resolve16編集画面

参考までに、こちらの画像程度のレイヤー数であればほぼ固まらず、カクカクすることなく動きますし、だいぶ余裕があったので、まだレイヤーを重ねることも可能でしょう。

少々カクつくものの、iMovieと比較するとテロップも字幕も自由に入れられるので、その便利さを手に入れることができたと考えれば十分耐えうるものかと思います。

書き出しが早くなった!

動画を編集した後に必ず出てくる「レンダリング」の作業ですが、このレンダリング時間はiMovieに比べて早いと思います。

iMovieでは動画の書き出しにあたって、長い時は動画の実時間の倍以上かかることもありましたが、Davinci Resolve16で書き出す場合、1080pではほぼ動画の実時間で書き出すことができました。

MacBook Air 2018のスペックについて

MBA2018スペック

私が使っているMacbook Air(MBA)2018です。

ご覧の通り、なんの変哲もない、カスタマイズすらしていない、いわゆる「吊るし」のモデルです。

Davinci Resolve16の推奨環境に照らし合わせてみると、

推奨MBA2018
OSWindows10 または macOS 10.13.6 High Sierra以上macOS10.16.6 Catalina
CPU3GHz以上のCPU(Core i7以上の想定?)1.6GHz デュアルコア Core i5
メモリー16GB以上(32GBが望ましい)8GB
GPUAMDやNVIDIAの外付けGPUバリバリ内臓GPU(UHD Graphics 617)

満たしているのはOSだけです(笑)

実際にダウンロードして使ってみるまでは150ccの二輪車で新東名高速を走るくらいしんどいものかと予想していましたが、「思ったよりも動くな」という印象でした(新東名高速ではなく、首都高都心環状線くらい?)。

2020年現在のMacであれば、MacBook Pro 16インチモデルであればGPUも外付けであることと、メモリも16GBあるのでほぼ不足はないでしょう(それでもCPUが2.6zGHzなので、微妙に足りていないのですが・・、まあMBA2018に比べたら誤差の範囲です)。

事前にスピードテストもできます!

今後の5G拡大や昨今のリモートワーク普及を受けて、動画作成&配信をされる方が増えてきているかと思います。

様々な動画編集アプリがある中で、Davinci Resolve16はプロの編集者も使用するほど機能が充実しているので導入を検討する方も多い一方で、導入前には自分のPCスペックで対応できるか不安も持たれるのではないでしょうか。

BlackMagic RAW Speed Testというアプリがあるのですが、このアプリで自分のPC環境でどの程度のRAW編集に耐えられるかチェックすることができます(今のところMac限定です)。

Blackmagic RAW Speed TestによるMBA2018結果画面

こちらが私のMBA2018で速度測定した結果です。

恥ずかしい限りですが、ほぼ1080pの映像しかカバーできていませんが、現状ではこちらのサイトの補完的な意味合いでYoutubeチャンネルを動かしている程度ですので、まだまだ困るほどではありません。

将来的に4K動画をバリバリ編集したい!ということになれば、やはりスペック不足になりますので、その際は考えなければならないでしょう。

ただ、Macbook ProにアップグレードしてDavinci Resolve16を使い続けるよりも、iPad Proを購入してLumafusionを使う方がコスト的にも私が使いこなせる機能面でも、より合理的なものとなるかもしれないので、また検討したいです。

最後に、Davinci Resolve16で作成した動画を掲載しておりますので、これから導入を検討される際の参考にしてみてください。

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Davinci_Resolve_16起動画面
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