こんにちは、xingです。
先日の記事でiPhone12 Proの開封報告をいたしました。
今回もSIMフリーiPhoneを量販店で購入いたしましたので、移行作業は自分でやる必要があるのですが、思ったよりも簡単でしたので手順をご紹介したいと思います。
なお、この手順を実行するにあたってはiTunesを使用したり、iCloud容量を買い増ししなければならないということはありません。
SIMフリーiPhoneの購入を検討中でiPhone → iPhoneのデータ移行を不安に思っている方は是非ご参考ください。
データ移行にあたっては自己責任で進めていただくよう事前にご確認をお願いいたします。
こんにちはxingです。10月に発売になったiPhone12 Proを購入いたしました。iPhoneは定価以外で購入する以外の術がほとんどないですが、今回は2割程度出費を抑えて購入することができました。誰でも使える技ではないです[…]
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お店でやってもらう場合のコストとデータ移行に必要な準備
お店にデータ移行を依頼すると有料
当然ですが、お店でこの移行作業をやってもらうとお金がかかります。
今回私が購入した店舗では、5,500円(税込)とのことでした。
データ量にもよりますが、自分でやっても1時間かからないくらいでしたのでコスパはあまりよくありません。
ただ、知識があるお店の方に依頼できるというのはある意味「安心料」だと思いますので、不安な方は依頼してもよいでしょう。
この記事にたどり着いてくださった方は「自分でやってみよう!」「自分でもできるか?」という動機でお越しくださった方が大半かと思いますので、ここから先も挑戦してみてください。
自分でやってみる?まずはiOSのバージョンを確認しましょう
今回のデータ移行は「クイックスタート」という機能を使いますが、これはiOS12.4以上のバージョンであることが必要です。
iOSのバージョン名で言われてもピンとこないですが、機種名ではiPhone5S以上であればiOS12.4に対応していますので、もしこれよりも古いiOSのバージョンをお使いで対象機種をお持ちである場合は、あらかじめアップデートをお済ませください。
iPhoneからiPhoneへのデータ移行の準備
データ移行にあたっては準備が必要になります。
使っているアプリは人それぞれですので詳細の説明は省きますが、アプリについては多くの人が使っているであろう以下の2つに主眼を置いてご説明したいと思います。
- LINE
- モバイルSuica
LINEデータのバックアップ
LINEはiPhoneからiPhoneであれば、トーク履歴などのデータを引き継ぐことができますが、トーク背景や通知音設定は引き継げないので注意してください。
手順
- LINEアプリのTOPの左上の設定(歯車)マークから入る
- アカウント引継ぎを選択
- 「アカウントを引継ぐ」をON
ここから36時間以内に引継ぎを済ませる必要がありますが、もし過ぎてしまっても再度この操作はできるようですので心配は要りません。
36時間もかからないでしょう。
事前にアカウント設定でメールアドレス登録や、FaceBook連携をしておくとスムーズに進めることができます。
画像がなくて恐縮ですが、LINE引継ぎに関する記事は多くのサイトで紹介されていますので参照してみてください。
モバイルSuicaのバックアップ
これができるのを私は知りませんでした・・。
てっきり残高を引き継ぐことはできないと思っており、使い切ってからデータ移行しようとある程度散財(笑)した時点で知ったのです。
(手順)
- 旧端末のWalletで移行したいSuicaを開く
- 右上の三つの点があるキーを押す
- Suica詳細画面に切り替わるので、一番下の「このカードを削除」を押す
これでモバイルSuicaのデータがいったんクラウドに入ります。
新しいiPhone端末で同じApple IDでサインインすると、このデータを再度読み出して設定することができます。
その他準備
データ移行中にバッテリーが切れてしまうとデータ移行を完了できなくなってしまうので、新旧iPhoneともにバッテリー容量を十分確保するようにしてください。
また、Bluetooth設定をあらかじめONにしておくことと、もしWifi環境がある場合はWifiへの接続情報も準備しておいてください。
iPhoneのデータ移行が完了するとWifiの接続情報は引き継がれますが、最初に電源を立ち上げた後にWifiの設定画面に遷移します。
ここではまだデータ移行前ですので自動的には接続されませんため、Wifiルータの裏側に記載がある接続情報を手元に準備しておいてください。
さあ、新しいiPhoneへのデータ移行の始まりです!
まずは電源を立ち上げてクイックスタートを進めます
まずは電源を立ち上げます。
新しいiPhoneが立ち上がったら、「クイックスタート」をそのまま進めます(「手動で設定」は選択しない!)
新旧iPhoneを並べるように画面に指示が出ますので、新旧iPhoneを並べます。
謎の画像を読み込ませる
何やら、バーコードのようなバーコードではないような「モヤモヤした画像」が新しいiPhoneに出てきます。
その一方で、旧iPhoneにはその画像を読み込ませるカメラ?が立ち上がりますので、そいつを読み込ませます。
データ転送中はひたすら待つ
新旧iPhoneが相互に識別されるとデータ転送が始まります。
新しいiPhoneがデータ量を計算して所要時間が表示されますのでその間は待ちましょう。
私がもともと使っていたのはiPhone XR(64GB)で、そのうち50GB程度使っていましたが所要時間は30分強でした。
それよりデータ量が少ない場合は所要時間が短いですし、もしもっと大容量の転送の場合(128GBや256GBモデルでデータ容量をたくさん使っている場合)は、それだけ所要時間が伸びます。
データ転送が終わったらアプリを再ダウンロード
サードパーティのアプリは再度ダウンロードが必要になります(アイコンはあるのですぐにダウンロードが始まります)。
かなりのデータ通信容量になると思いますので、Wifi環境での実行をお勧めします。
終わったらLINEのバックアップデータとSuica設定を戻す
先ほど旧iPhoneでバックアップを取ったLINEデータを読み出すことと、クラウドに退避したモバイルSuicaを戻します。
iPhoneのデータ移行が完了したら旧iPhoneを初期化・・の前に
今回の記事はiPhone→iPhoneのデータ移行ですので、旧iPhoneを買取サービスに出したり、家族内で転用されるという方も多いと思います。
旧いiPhoneを初期化するという流れになると思いますが、新しいiPhoneへのデータ移行が完了しているか確認の上旧iPhoneのデータを削除するように
してください。
最近は「●●ペイ」のようなアプリが多く、それらのアプリだけで相当な金額を入れていらっしゃる方は、特に「●●ペイ」アプリのデータ移行が完了していることを確認しましょう。
感想:やっぱり簡単だった!!
いかがでしたでしょうか。
今回のiPhone12シリーズではこれまでのiPhoneとは違うフォルムに惹かれて購入を検討されている方も多いことでしょう。
大手キャリアの実店舗を通しての購入であればデータ移行は心配ないですが、MVNOを使っていたり、大手キャリアのSIMを使っていても本体はSIMフリーを購入する場合は自分でデータ移行をする必要があります。
手順そのものは決して難しくはないですが、くれぐれも自己責任で実施いただき、iPhoneライフをお楽しみください!