ウラジオストクにはスーパーマーケットやショッピングモールがたくさんあります。観光客が比較的行きやすいスーパーマーケットや土産物屋を紹介いたします。
ロシア語でスーパーマーケットは “супермаркет” と表示されています。ショッピングモールの一角にあるスーパーマーケットは館内案内で “супермаркет”の表記を探し出して目指せばよいでしょう。
スーパーマーケットの利用方法
利用方法と言っても、日本のスーパーマーケットと利用方法において大きな違いはありません。他の国でも同様ですが、海外ならではの注意点などもあるのでご紹介いたします。
- 大きな荷物は持ち込み不可です。入口にあるロッカーやカウンターで荷物を預けてから入ります。
- 買い物袋は有料もしくは用意されていないので、必ずショッピングバッグを用意しましょう。
- ショッピングカートに載せるカゴはありません。商品はそのままカートに載せて、レジではレジ台に直接載せます。レジ係がレジを通すとレジ台の反対側にどんどん置いていくので、ショッピングバッグに入れていきます。
- クレジットカードはほとんどのお店で使うことができます。PINコードの入力を求められるので、出発前にあらかじめ確認しましょう。
スーパーマーケット(ウラジオストク駅前)

突然何の変哲もない名称のお店で申し訳ありません(ロシア語っぽくいうと “スペルマルケト” だそうです)。
ウラジオストク駅前のバスターミナル向かいにあるので、すぐに分かります。
列車に乗る前や空港に向かう前に買い物を済ませることもできますが、市内の他の大きなスーパーに比べて小さいことと荷物を預けるロッカーも大きくないので、注意が必要です。
スーパーマーケット(スペルマルケト)
所在地:Ulitsa Verkhneportovaya, 2г,Vladivostok, Primorskiy kray
営業時間:7:00-22:00
フレッシュ25(クローバーハウス内)

フレッシュ25(クローバーハウス地下1階)
所在地:Semenovskaya Ulitsa, 15, Vladivostok, Primorsky Krai
営業時間:24時間営業
ウラジオストクを訪れる観光客であればほぼ確実に訪れる場所です。
バスターミナルを併設しているので、アクセスが抜群なばかりでなく、24時間営業している貴重なスーパーです(コンビニなど24時間営業の店舗には “24 часа” と書かれているので目印にしてください)。
クローバーハウスの地下1階にフレッシュ25がありますが、上の階にはフードコートなどもありますので、昼食やティータイムをここでとることもできます。
ヴラド ギフツ(ВладГифтс)

こちらは観光客向けの土産物店です。マトリョーシカやロシアの民芸品などが売っていますので、定番土産をお求めでしたらマトリョーシカが出迎えるこちらのお店を覗いてみてください。
C56潜水艦からの通りが1階の入口になっており、1階に食品類も売っていますが高いのでここで買う必要はありません。2階にマトリョーシカなどが置いてあります。
マトリョーシカも入っている個数や顔の整い具合で値段が全く異なります。
リーズナブルな3体入りでしたら200ルーブル(360円くらい)からありますが、15体入りで顔も整って装飾も綺麗なマトリョーシカは16,500ルーブル(27,000円くらい)と、大きく差があります。
ここまで高いのも極端ですが、1,000ルーブル(1,600円くらい)で5体入りのそこそこ可愛らしいマトリョーシカを買うことができますので、是非じっくり選んでみてください。


ヴラド・ギフツ(ВладГифтс)
所在地:Korabel’naya Naberezhnaya, 1А, Vladivostok, Primorsky Krai
営業時間:9:00-19:00
サムベリ (Самбери)
長距離バスターミナルの隣にある大きなショッピングモール “ドゥルジュバ (Дружба)” の1階にあります。店内は驚くほど広く、市内中心部のスーパーに比べて大きさはケタ違いです。あちこちスーパーを巡らなくてもこの1カ所で足りるでしょう。
難点はウラジオストク市内からバス・電車・タクシーのいずれかでいく必要があります。バスは先ほど紹介した “クローバーハウス” にある市内バスターミナルから23番バスで、電車はウラジオストク駅から近郊電車に乗って “フトラーヤ・レチカ(Вторая речка)”で下車します(ウラジオストク駅から20分程度)。
近郊電車は本数が少ないですが、シベリア鉄道プチ体験を兼ねることもできるので、是非挑戦してみてください。
隣接するバスターミナルからはウスリースクやナホトカなどへの長距離バスが発着していますので、バスを利用される方は知っておいて損はありません。

サムベリ(Самбери)
所在地:Ulitsa Russkaya, 2к, Vladivostok, Primorsky Krai
営業時間:10:00-22:00
アクセス:23番バスまたは近郊電車フトラーヤ・レチカ駅下車
カリーナ・モール (Калина Молл)
残念ながら私が直近で行った時にはまだオープン前でしたので行ったことがないですが、ロシア極東地区最大級とのことです。
別ページでお勧めしている “ナチュラ・シベリカ”もここで入手できるそうなので、次回訪れる際には是非行ってみたいスポットです。
1日居ても足りないくらいお店があるそうですので、行かれた方は感想をお聞かせいただけると幸いです。
こちらも市内からバスまたはタクシーでいく必要があります。
近くにはマイリンスキー劇場もありますので、こちらとセットで出かけるといいかもしれません。
カリーナ・モール (Калина Молл)
所在地:Ulitsa Kalinina, 8, Vladivostok, Primorsky Krai
営業時間:10:00-22:00
キタイスキー市場 (Магазин С Китайскими Продуктами)

こちらはスーパーマーケットやショッピングモールと異なり、買い物には若干ハードルが上がります。市場なので値札はほぼなく、交渉で価格を決めることになります。場内には本物かどうか疑わしい(というよりもほとんどクロ!)商品も多く売っていますので、観光の一環として眺めるにとどめておいた方がよいでしょう。
この付近には100年以上の歴史を誇る路面電車が走っています(ちなみに、このブログのトップページの画像はこの路面電車の線路です)。市場だけでなくレトロな路面電車や、路面電車の終点の近くにある「クラシックカー博物館」も訪れてみてください。
キタイスキー市場 (Магазин С Китайскими Продуктами)
所在地:Ulitsa Sportivnaya, Vladivostok, Primorsky Krai
営業時間:10:00-18:00頃(店舗によって異なる)

ロシアのショッピングはおトク!
実は今はロシア・ルーブルは歴史的な円高ルーブル安の局面にあります。
2008年頃までは1ルーブル=4円を超えていましたが、今は1ルーブル=1.6円程度まで下落しています。
物価の上昇もありますが、単純なレート換算上ではこの10年強で「半額以下!」まで下がったことになりますし、実際に市内で買い物をしても安さを実感します。
2020年には日本からの航空便も増便されますので、この機会に是非ウラジオストクでのショッピングをお楽しみください!
別記事ではウラジオストクのばらまき土産もご紹介しておりますので、出かける前にチェックしてみてください😊
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